【見本版】
消化器内視鏡
画像クイズ
Part 1_ベーシック:
覚えておきたい疾患
(食道・胃・十二指腸)
編著:柴田知行(藤田医科大学消化器内科)
著:山田日向(藤田医科大学消化器内科)
Part 1_ベーシック:
覚えておきたい疾患
(食道・胃・十二指腸)
編著:柴田知行(藤田医科大学消化器内科)
著:山田日向(藤田医科大学消化器内科)
AI(人工知能)の発展とともに、内視鏡施行中に癌を診断できるAIが出現してきた。その診断が正しいか否か、最終判断は内視鏡を行った医師に委ねられる。AIと協議できる知識が必要な時代に突入したのである。
本書(と言うべきか、webコンテンツクイズの方が正しいか)の特徴としては、まず、クイズを通して1設問当たりの豊富な内視鏡写真枚数を閲覧できることにある。これはデジタルコンテンツの最大の強みであり、画像認識力の向上にも大いに役立つと思う。これらの写真はwebにupしているので、今後もより多くの写真をupすることが可能になっている。また症例(クイズ)の写真には一部治療の内視鏡写真も含まれている。これは、疾患を診断するということは治療に直結してゆくことを(特に学習者の)皆さんに改めて認識して欲しく思ったからだ。内視鏡治療の写真は現時点での標準的な方法を提示している。こちらも時代とともに最適な治療写真に差し替えてゆきたいと考えている。さらにクイズコンテンツにリンクしているwebアトラス上の目次を通じて様々な角度から疾患を検索したり、画像を閲覧できるようになっている。病変の形態、色調、病名などなど、望む項目で検索・閲覧できる。
クイズを通じて内視鏡初学者である学生諸君や、内視鏡専門医を目指す先生方が一つ一つの疾患を理解し知識を整理できるように配慮した。本書が広く皆さんのお役に立てればと願っている。様々な方々のご協力とアイデアのもと、今ここに全く新しい機能を持った内視鏡アトラス兼教科書兼問題集を上梓できることをうれしく思う。
2023年 春
藤田医科大学消化器内科 柴田知行
【1】出題で提示される画像を見て診断名を考えます。
【2】解答・解説では,内視鏡の症例画像と診断名,所見のポイントがまとめられています。
【3】覚えた症例は右上の □覚えた にチェックを入れておくことができます。これで左上の青い部分を「未暗記のみ」を選択すると覚えた症例は表示されなくなります。左上の青い部分を「すべて表示」とすると □覚えた にチェックした症例も含めて表示されます。
【4】単語帳のようなイメージで繰り返し使ってみてください。
約750枚の画像が収載されています。疾患の画像以外に正常画像もあります。
【1】コンテンツ下部にある<内視鏡データベース>をクリックするとデータベースが閲覧できます。
【2】<目次を見る>と<画像一覧を見る>の2つの入り口があります。
【3】<目次を見る>では、疾患名・肉眼形態・近接形態・拡大観察の形態・色調・主な分類の6種類からの検索ができます。
【4】<画像一覧>では症例画像が並んでいますので、疾患名を選択して閲覧することができます。